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子どもと高齢者の日中預かりサービス 岡山で開始 気管チューブ装着児らの家族会

子どもや高齢者を日中預かるサービスを行っているハッピークラブのメンバーら

 岡山県を中心にした気管チューブ装着児らの家族会・NPO法人ハッピークラブ(重實陽子代表、約十人)は、子どもや高齢者を日中預かるサービスを岡山市撫川の民家で行っており、利用を呼び掛けている。

 同クラブは昨夏、仕事などで保護者が日中家にいない小学生の預かりを重實さん宅(同市平野)で実施。すべての子どもの健やかな成長を願い、障害などに関係なく募集したところ、利用者は多い日で八人程度になった。利用した保護者から「毎日預けられたら」との声が上がったことから、今春から常設に踏み切った。

 居間などを四室備えた平屋の民家を借り、幅広い世代が集える場にしようと、小学生までの子どもと高齢者を障害の有無を問わず受け入れている。有料。高齢者は介護保険を利用できる。スタッフはヘルパー資格を持つ女性や、ボランティアの学生ら約十人。

 養護学校に通う女児の放課後預かりなどを行っており、重實代表(36)は「家庭的な雰囲気を大切にしているので、気軽に利用してもらえたら」と話している。問い合わせは重實代表(086―292―1465)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年08月23日 更新)

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