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岡田氏の山陽新聞賞と受勲祝う会 ミャンマー医療人材育成に貢献

祝賀会であいさつする岡田氏

 岡山大の元医学部長で、認定NPO法人日本・ミャンマー医療人育成支援協会理事長の岡田茂氏(79)=岡山市北区=が、第77回山陽新聞賞(国際功労)と昨秋の叙勲(瑞宝中綬章)を受けたことを祝う会が21日、同市内のホテルで行われた。

 岡山県内の教育、政財界関係者ら約200人が出席。発起人代表の槇野博史・岡山大学長が「岡山大が日本の大学でミャンマーの人材育成の中心となっているのは岡田先生のおかげ」とたたえ、山陽新聞社の松田正己社長らが祝辞を述べた。

 岡田氏は「置かれた立場でできるだけのことをするというスタンスを今後も持ち続けたい」と述べた。

 岡田氏は病理学が専門。岡山大在籍中から30年以上にわたり、ミャンマーの医療技術向上のため、若手医師らの研修受け入れや指導医の派遣などの活動に携わった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年03月21日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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