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就学前まで無料化 乳幼児医療費  倉敷市、06年4月から

 倉敷市は二十日、乳幼児医療費の無料対象期間を二〇〇六年四月から、全地域で小学校就学前とする方針を明らかにした。合併した旧船穂、真備両町と制度を統一する。対象拡大に伴う所要額は約二億四千万円。

 この日の市議会一般質問で古市健三市長が表明した。市は〇六年度当初予算案に、助成に伴う増額分を盛り込む予定。

 同市では、八月一日の船穂、真備両町との合併後、入院は全市で小学校就学前まで無料だが、通院無料は旧二町域が就学前、旧倉敷市域は五歳未満と格差が残っており、旧倉敷地域を就学前に合わせる。

 市医療給付課によると、〇二年度実績を基にした試算で新たに受給資格者となる幼児は約九千五百人。

 四月現在、県内十四市のうち、六市が乳幼児医療費を通院を含め、小学校就学前まで無料にしている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年09月21日 更新)

タグ: 子供医療・話題

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