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薬剤耐性菌の増加「危機的状況」 国連、将来年1千万人死亡と警告

 【ニューヨーク共同】国連は29日、抗生物質が効きにくい薬剤耐性菌が世界的に増加し危機的状況にあるとして、早急に業界横断的な対策を講じるよう各国に求める報告書を発表した。このままでは薬剤耐性菌による病気で2050年までに年1千万人が死亡する事態になり、世界経済は08~09年の金融危機に匹敵する破滅的ダメージを受ける恐れがあると警告した。

 報告書は、人間や動物への抗生物質使用に慎重さを求める厳しい管理制度の導入や薬剤耐性研究への資金投入などを勧告。モハメド副事務総長は「薬剤耐性は最大の脅威の一つだ。ぐずぐずしている時間はない」と強調した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年04月29日 更新)

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