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岡山県が食中毒注意報を発令 1996年度以降で最速

岡山県庁

 岡山県は6日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。9月末まで飲食店などへの指導や県民への啓発を強化する。発令は県が現行基準を定めた1996年度以降で最も早い。

 注意報は、日中の最高気温と平均湿度の組み合わせが基準(気温26度以上で湿度72%以上など)を3日連続で満たした場合に発令され、今回は3~5日が該当した。発令は昨年と比べると6日早い。

 県は弁当・仕出し店などの監視指導を強化する。調理器具の洗浄、消毒を徹底する▽生鮮食品はできるだけ早く食べる▽加熱食品は中心部まで火を十分に通す―といった注意点を記したちらしも作り、街頭啓発などで配布する。

 県生活衛生課によると、今年の県内の食中毒は6日現在、6件81人(前年同期6件127人)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年06月06日 更新)

タグ: 感染症

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