文字 

笠岡市と倉敷中央病院など協定 切れ目ない医療へ連携協定締結

医療連携協定を結んだ(左から)山形院長、小林市長、渡辺会長

 笠岡市、倉敷中央病院(倉敷市美和)、笠岡医師会が、医療連携に関する協定を締結した。患者情報の共有を図り、切れ目のない医療の提供に努める。

 市役所で5日に締結式があり、小林嘉文市長が「市民が一層安心して暮らせる環境づくりにつながる」とあいさつ。同病院の山形専院長、同医師会の渡辺恭行会長とともに、協定書に署名した。

 同病院は「地域医療支援病院」に指定されており、笠岡市からは年間約1千人の入院患者を受け入れているという。退院後は、笠岡市内の医療機関でリハビリなどを行うケースもあるため、今後、3者で定期的に意見交換を行い、情報の共有を進める。

 山形院長は「笠岡の患者さんをしっかりと受け入れていく」、渡辺会長は「協力体制を構築することで、より良い医療ができる」と話していた。

 倉敷中央病院が自治体と協定を結ぶのは、総社市に次いで2例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年06月11日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ