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腸管出血性大腸菌感染症で注意報 岡山県が全域に発令

 岡山県は17日、O157などの腸管出血性大腸菌感染症の発生が増加しているとして、県内全域に注意報を発令した。調理や食事前の手洗いの励行などを呼び掛けている。

 県内を五つに分けた「二次医療圏」のうち、同じ圏内で3週続けて患者が発生した―とする発令基準を、県南東部の医療圏(岡山市など5市2町)が満たした。県によると、今年の患者数は17日現在19人で、O157が11人と半数以上。重症者はいない。

 県は今後、調理器具の洗浄、消毒を徹底する▽生鮮食品は早めに食べる▽食品は中心まで火を十分に通す―といった注意点をまとめたちらし約4万5千部を作り、市町村や食品関係施設などに配る。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年06月17日 更新)

タグ: 感染症

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