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しゅうじつ薬局、岡山に5日開業 中四国初の薬学部付属 学生実習も

学生の実習の場にもなる「しゅうじつ薬局」

 学校法人就実学園(岡山市中区西川原)は、就実大薬学部付属薬局(通称・しゅうじつ薬局)を5日、同市北区田益にオープンさせる。学生の実習の場にもするほか、地域貢献の一環として市民向けの公開講座も開く。薬学部付属の薬局は中四国地方で初めて。

 国立病院機構岡山医療センター近くで県薬剤師会が営んでいた薬局の事業を引き継いで開局。建物(鉄骨2階延べ約440平方メートル)を譲り受けて改修し1階を薬局、2階を研修室に充てる。

 薬の調剤や販売といった本業に加え、薬学部のサテライトキャンパスと位置付けて学生の実習も実施。大学教員が講師となり、健康をテーマにした講座を開設することも想定している。

 片岡洋行学長は「学生たちには実習を通じて、調剤について学ぶだけでなく、患者とコミュニケーションする力も身に付けてほしい。地域に密着した薬局にしたい」と話している。

 薬局には卒業生ら薬剤師4人が常駐。営業は原則、平日の午前8時半~午後6時。問い合わせは、しゅうじつ薬局(086―294―9100)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年08月04日 更新)

タグ: 医療・話題

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