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若手医学研究者助成金、地域スポーツ功労賞 万成病院が贈る

研究助成金を贈られる受賞者

 小林孫兵衛記念医学振興財団(小林建太郎理事長)と万成病院は、岡山県内外の若手医学研究者5人に研究助成金、地域のスポーツ振興に貢献のあった同県内の2団体3個人に「万成地域スポーツ功労賞」をそれぞれ贈った。

 助成金は各50万円。小林理事長の祖父で、万成病院の礎を築いた故・小林孫兵衛氏を顕彰する同財団の基金を活用し、毎年贈呈している。27回目の今回は全国から52件の応募があった。

 地域スポーツ功労賞は5回目で、表彰状とメダル、支援金(団体30万円、個人15万円)が贈られた。

 授与式は7月20日に岡山市内のホテルであり、小林理事長は「今日は一つの通過点。さらに花を咲かせるために、周囲への感謝を忘れることなく今後も取り組んでいってほしい」と挨拶した。

 受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 【研究助成金】川崎医療福祉大・上野浩司(認知機能低下を予防する香り分子の探索)▽三重大病院・石川英洋(高齢者の頭部MRI画像で検出される血管周囲腔拡大の意義と分子機構の解明)▽京都大・中神由香子(統合失調症における脳を標的とした抗体―抗体探索と病的意義の解明)▽熊本大・井上泰輝(解糖系酵素に焦点をあてた脳アミロイド血管症の病態解析と治療法の開発)▽岡山大・大野充昭(運動器老化の予防・治療法の開発を目的とした間葉系幹細胞未分化維持メカニズムの解明)

 【地域スポーツ功労賞】団体 岡山市選抜ソフトバレーボールチーム、創志学園女子ソフトボール部▽個人 宇賀神みずき、森田夕貴、北村舞子(いずれも岡山シーガルズ)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年09月02日 更新)

タグ: 万成病院

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