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楽しみながら病院の仕事学ぶ 岡山医療センターでフェスタ

真剣な表情で腹腔鏡の“手術”に挑戦する子どもたち

医師(左)に教えてもらいながら“手術”に挑戦する子どもたち

 国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)で19日、「病院フェスタ」が開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、外科手術の模擬体験などに挑戦し、楽しみながら病院の仕事を学んだ。

 手術の模擬体験コーナーでは、子どもたちが腹腔鏡(ふくくうきょう)の器具を使って2センチほどの折り鶴を袋に入れたり、医師の手ほどきを受けて人工皮膚を針と糸で縫い合わせたりした。将来看護師になりたいという同市の小学3年児童(9)は「糸の結び方を覚えるのが難しかった。もしお医者さんが結び方を忘れていたら教えてあげたい」と話した。

 菓子を薬に見立てて機械で分包する調剤体験、エックス線を照射して箱の中身をシルエットで当てるゲームのコーナーなども人気を集めていた。

 フェスタは地域との交流を深めようと、同センターが2007年から毎年開いている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年10月20日 更新)

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