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第7回 津山中央病院 小児救急 梶俊策・小児科部長 年間1万3千人対応

梶俊策・小児科部長

 「三十万人の医療圏で小児救急を私たち五人の小児科医で対応しています。あらゆる疾患の子どもがやって来ます。年間一万三千人です」と梶部長。週二回当直勤務が回ってくる。昨年四月から地域の九医師が交代で同病院で午後七―十時に診療する応援体制ができた。それでも「新生児の診療もあり病院に十人はほしい」と話す。小児科医不足の影がそこまで来ている。

 急患の多くは風邪症候群だが、ときには重症もある。これに加えて、生まれたばかりの赤ちゃんの異常について開業医から診察の要請があると駆けつける。「地域の小児医療センター、周産期センターの役割があり、責任は重い」と言う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年03月11日 更新)

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