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めまい、難聴、耳鳴りがテーマ 岡山で公開講座、原因や対策学ぶ

めまいと難聴、耳鳴りをテーマに開かれた県民公開講座

 めまいと難聴、耳鳴りをテーマとした県民公開講座(岡山県医師会主催)が24日、岡山市北区駅元町の三木記念ホールであり、参加者が専門医2人から原因や対策について学んだ。

 ゆうえん医院(同大供)の結縁晃治院長は、中高年の間で原因不明のめまいが増えていることを紹介し、「耳や脳、心臓など体のさまざまな場所が弱った結果として症状が起きている可能性がある」と指摘した。予防策として十分な睡眠や水分摂取、持病の治療、適度な運動などを挙げ、「めまいの原因となるような病気を見逃さず、健康を管理することが大事」と強調した。

 岡山大病院耳鼻咽喉科の菅谷明子助教は、難聴と耳鳴りの仕組みや症状について解説し、「耳が聞こえにくいと感じたら耳鼻科を受診して診察や聴力検査を受けてほしい」「耳鳴りが起きる仕組みを理解して音の多い環境をつくることで、改善につながることが期待できる」と話した。

 国内でも感染が拡大している新型コロナウイルスの対策として、一部のプログラムを短縮・変更して実施。約360人が聴いた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年02月24日 更新)

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