文字 

咳エチケット 今すぐ新型肺炎対策!

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の拡大防止が正念場を迎えている。主な感染ルートは、感染者のくしゃみや咳(せき)、つばなどが飛び散る「飛沫(ひまつ)感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻を触ることによる接触感染だ。「咳エチケット」は電車やバスの車内、人が集まる場所での飛沫感染を防ぐ方法として、ぜひ覚えておこう。

 厚生労働省などが呼び掛けるのは三つのエチケット=イラスト参照

 マスクは手洗いを済ませてから着用し、鼻からあごまで全体を覆い、隙間ができないように気をつける。全国的に品不足が続いているが、メーカーはフル操業を続けており、落ち着いて供給を待ちたい。

 マスクをつけていない時に急に咳が出る場合、ハンカチやティッシュペーパーで口や鼻を覆う。使用後はすぐにビニール袋などに入れ、直接触らないようにする。いずれも持ち合わせない場合は上着の内側や袖などに口と鼻を押し当て、しぶきを出さないように配慮する。手を当てて押さえるのは厳禁だ。

 咳エチケットは新型肺炎だけでなく、インフルエンザなど感染症全般の防御にもなる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年03月02日 更新)

タグ: 感染症

ページトップへ

ページトップへ