文字 

感染男性のフィリピン同行者陰性 県発表、発症後の自宅訪問者も

岡山県庁

 岡山県は30日、フィリピンから帰国後に新型コロナウイルスの感染が判明した自営業の50代男性=同県里庄町=について、フィリピンへの同行者1人と、男性が発症した後に自宅を訪れた1人がPCR検査で、いずれも陰性だったと発表した。現地で男性と会食し14日に帰国した1人も2週間の経過観察期間中に症状がなく、感染していないと結論付けた。

 県は、男性が県内に戻った18日以降の詳細な行動歴を調べたところ、19日に大阪へ自家用車で出張した以外はおおむね自宅で過ごし、外出時はマスクを着用していた。男性は現在も入院中だが、頭痛などの症状はなくなっているという。

 男性は8日からフィリピンを訪問。17日に帰国した後は東京都内で1泊し、広島空港経由で帰宅。18日からせきなどの症状が続き、27日に県内2例目の陽性と判明した。濃厚接触者とされた家族10人は既に全員が陰性と確認されている。

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年03月30日 更新)

ページトップへ

ページトップへ