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災害時、津山中央病院に水提供 津山市水道局と慈風会が協定

協定を結び握手を交わす谷口市長(左)と藤木理事長

 津山中央病院(津山市川崎)を運営する一般財団法人津山慈風会(同)は、大規模災害発生時に同病院が診療で必要とする水を確保できるようにする協定を市水道局と結んだ。

 同病院は県指定の災害拠点病院。地震や風水害などで水の確保が困難になった際、病院が水道局へ要請し、水道局は原則として給水車で給水する。病院は要請する場合、可能な限り節水に努めることとしている。

 同様の協定は県内で初めてといい、締結式を3月24日に市役所で開催。津山慈風会の藤木茂篤理事長と谷口圭三市長が協定書に署名した。

 藤木理事長は「災害時の医療を強化するために必要な協定。人命を守るという責務を果たしたい」、谷口市長は「昨今は経験したことのないような大規模災害が増えている。迅速なライフラインの復旧につながれば」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年04月02日 更新)

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