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第22回 財団法人淳風会健康管理センター 特定健診・特定保健指導 メタボ克服 独自支援

落ち着いた雰囲気の健診フロア

浜田宏総合健診部長

 「特定健診・特定保健指導」に対応するため、昨年、組織を再編し、「総合健診部」を新設した。部内は保健指導課、栄養指導課、運動指導課に分かれている。浜田宏部長は日本糖尿病学会専門医で、糖尿病やアンチエイジングが専門。

 メタボリック症候群(メタボ)の該当者やその予備軍を減らすことを目的としている。腹囲が男性八五センチ以上、女性九〇センチ以上で、①脂質(中性脂肪一五〇以上またはHDLコレステロール四〇未満)、②血圧(最高一三〇以上または最低八五以上)、③空腹時血糖(一一〇以上)のうち二つ以上が該当すればメタボだ。

 メタボもしくは予備軍がいかに克服し、動脈硬化や糖尿病、心筋 梗塞 ( こうそく ) 、脳梗塞などを予防するかがポイント。長年、健診後の保健指導やトータル・ヘルス・プロモーション・プランの認定施設として培ったノウハウを生かし、今月からは独自の特定保健指導「きびきびサポート」を始めた。健診の結果に基づき、医師をはじめ保健師、管理栄養士、健康運動指導士がサポートする。

 センター内には「からだサポートルーム」があり、適切な運動のメニューの提案を受け、実践できる環境にある。浜田部長は「生活習慣の課題に気付き、自ら改善できるよう支援している」と話す。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年07月15日 更新)

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