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中国の視察団が光生病院を視察

病院内を見学する視察団

 中国・上海市嘉定区の病院関係者でつくる医療視察団(方雲芬団長、七人)が九日、同市内にある安亭病院と友好協定を結んでいる岡山市厚生町の光生病院を訪れ、施設を見学したり病院運営のあり方などについて意見を交わした。

 歓迎式には職員ら四十人が出席。佐能量雄理事長が「定期的に交流を続け、互いの医療レベルを上げていきましょう」とあいさつ。方雲芬団長や安亭病院など四病院の院長が嘉定区の医療サービスの現状などを紹介した。

 この後、病室や手術室、検査室などを見学。方雲芬団長は「スタッフは患者に優しく接し、施設も清潔。中国の病院は患者サービスの向上など改革に取り組んでいる最中でもあり、しっかり学びたい」と話した。

 友好協定は、光生病院を受診した川崎医療福祉大関係者と元岡山大留学生が仲介し、今年三月に締結。スタッフの短期研修や医療技術の共同開発などを目指している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年09月10日 更新)

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