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新型コロナ 瀬戸内市で初の感染 岡山、倉敷市でも確認

新型コロナウイルスの感染者判明を受けて会見する岡山市の担当者

(左から)瀬戸内市役所、岡山市役所、倉敷市役所

 岡山県は31日、瀬戸内市内の20代女性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。岡山、倉敷市でも同日、20代女性の計2人の感染が判明。岡山県内での感染確認は9日連続で、再陽性を除いて78人となった。瀬戸内市在住者の感染は初めて。

 県によると、瀬戸内市の女性会社員は28日に感染が分かった岡山市の20代男性の知人で、一緒に外食や買い物をしていた。症状はなく、30日にPCR検査を受けて陽性と判明し、県内の医療機関に入院した。同居家族3人は検査の結果、全員が陰性だった。

 岡山市は市内の女性会社員で、勤務する会社でこれまでに10~40代の男女3人の感染が判明。社内での感染が疑われるとして、市が全社員62人にPCR検査を実施して陽性が判明した。女性は無症状で県内の医療機関に入院している。

 倉敷市は市内の自営業の女性で、頭痛や味覚・嗅覚障害があり、30日のPCR検査で陽性が分かった。感染経路は不明で、県内の医療機関に入院している。7月以降は在宅勤務で、19日に家族3人と香川県内の観光地を訪れ、20~30日は主に自宅や市内の実家で過ごした。濃厚接触者は同居の家族4人と別居の親族2人、市内の友人1人で、いずれも検査を実施中。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年07月31日 更新)

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