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各診療科からのお知らせ 岡山大学病院

【血液・腫瘍内科】血液・腫瘍内科 西森久和
「貧血を予防するには?」


 貧血の原因で一番多いのは鉄などの摂取不足です。鉄分の多い食事(緑黄色野菜やレバーなど)で追いつかない場合には鉄剤を内服していただきます。鉄以外にも、ビタミンB12、葉酸、亜鉛、銅などの不足によっても貧血になることがありますので、予防には「食事内容が偏らないよう、色々なものを食べる」ことが重要です。ちなみに岡山の日生などで採れる「かき(牡蠣)」はとても美味しいですが、この「牡蠣」には亜鉛が豊富に含まれています!1日3食、偏らず美味しく食べて貧血を予防しましょう!

【小児医療センター】小児科/小児血液・腫瘍科 塚原宏一
「小児医療センターについて」


 平成24年9月、岡山大学病院は先進的で統合的な小児医療の提供を目指して院内組織「小児医療センター」を設置しました。「小児医療センター」は出生前から成人までの成育医療として内科系・外科系にとどまらず、子ども達とご家族に高度先進医療を安全安心に提供しています。センター長である金澤病院長が中心になり、小児科、小児外科、小児神経科、小児循環器科、小児血液・腫瘍科、小児歯科、小児麻酔科、小児放射線科、小児心臓血管外科、小児心身医療科の10診療科が病院内の多くの診療科・診療部門との横の連携を発展させています。また、岡山県を含む中国四国地域の各大学病院、総合病院、クリニックとも綿密に連携協力しています。

【口腔外科(再建系)】口腔外科〈再建系〉飯田征二
「親知らずは抜かなければならない?」


 親知らずは思春期以降に遅れて生えてくる永久歯ですが、顎(あご)が小さくなった現代人ではまともに生えることが少なくなってきています。半分しか顔を出さなかったり、斜めに生えて前の歯を押したりと。当然このような歯は、歯ブラシが困難で、いずれむし歯や歯肉の炎症を引き起こします。その歯だけがダメになればいいのですが、残念ながら前の歯を道連れにしたり、ひどい炎症をおこしたりと…。まともに生えていない親知らずは、遅かれ早かれ痛い思いをしますので、持病がない健康なうちに、また、骨の治癒が良い若いうちに抜くことをお勧めします。

(岡山大学病院広報誌Vol.12 夏号から転載)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年08月03日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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