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新型コロナ 岡山県で新たに3人 岡山市1人、倉敷市2人

新たに判明した感染者について会見する岡山市の担当者

岡山市役所(左)と倉敷市役所

 岡山、倉敷市は23日、新たに計3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症という。岡山県内での感染判明は再陽性を除き137人となった。

 岡山市は、市内の20代男性会社員。22日に発熱や味覚障害があり、PCR検査で陽性が分かった。感染者である市内の20代男性会社員(21日発表)と14日に会食などをしていたが、市は濃厚接触者には当たらないとし、感染経路不明としている。

 倉敷市の発表分は、市内の60代無職女性と70代男性アルバイト。2人は同居家族。女性は11日に倦怠(けんたい)感を訴え、その後に嗅覚障害も生じ、12日から3度にわたり医療機関を受診した。男性は13日に微熱やせきがあり、19、20日と医療機関を訪れた。2人は21日にPCR検査を行い、翌日に陽性が判明した。市は女性の感染経路は不明だが、男性は女性から感染した可能性が高いとみている。

■中国銀行、感染20代男性は行員と発表

 中国銀行(岡山市北区丸の内)は23日、新型コロナウイルスの感染が確認された同市の20代男性について、同行行員だと発表した。

 同行によると、男性は本部(同所)で接客以外の業務を担当し、20日まで出社。勤務中はマスク着用などの感染防止対策を講じており、行内に濃厚接触者はいないという。感染が判明した22日に本部と本店の営業窓口の消毒を終えており、24日からは通常通りに業務を行う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年08月24日 更新)

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