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第45回 しげい病院 健康増進施設(倉敷市羽島) メタボ対策 多彩な講座 運動指導士らアドバイス

多くの参加者でにぎわう「はぁもにぃ倉敷」の健康講座

 「次は横歩きをしてみましょう!」。トレーナーの元気な声が響く。プールで体を動かす主婦らの表情は、まさにいきいき。健康増進施設「はぁもにぃ倉敷」(倉敷市羽島)の健康講座・水中ウオーキングのひとこまだ。

 同施設は、しげい病院のグループ会社が運営。社会保険庁関連の財団から引き継ぐ形で、昨年秋にリニューアルオープンした。温水プール、ジム、講座室などがあり、運動系、文化系合わせて百十四講座を開講。約三千人が利用している。

 施設運営に乗り出した主な狙いは、メタボリック症候群対策として昨年始まった特定健診・特定保健指導への対応。「特定健診で高血圧や肥満を指摘されても、正しく運動したり指導を受ける場がなかった。大いに活用してもらい地域の健康づくりに貢献したい」と岡崎敏夫社長は話す。

 ずばりシェイプアップが目的の講座や、マシンによる有酸素運動で心肺を鍛えるトレーニング、肩こり予防に絞ったものなど内容はさまざま。指導に当たる健康運動指導士が一人一人の希望を聞き、個別にメニューを決める。保健師や管理栄養士もおり生活習慣病予防をアドバイスする。

 現在は主婦や定年を迎えた六十代以上の受講者が多いが、四月から会社員らも利用しやすい夜間のコースを充実させる。その他趣味の講座も多彩。問い合わせは、はぁもにぃ倉敷(086―434―9039)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年03月09日 更新)

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