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第56回 倉敷平成病院 高尾武男理事長 一貫した継続医療提供

高尾武男理事長

 「脳」にこだわり続ける倉敷平成病院。脳卒中をはじめ、脳神経疾患の専門病院として誕生し、早くからリハビリテーションの充実にも力を入れてきた。救急、在宅医療、予防医学…。トータルで患者を支える態勢をつくり上げるとともに、新たな分野も開拓している。


  ◇   ◇


 当院は「救急から在宅まで 何時 ( いつ ) いかなる時でも対応します」を理念に、脳神経疾患専門病院として1988年に開院しました。救急車搬入件数は現在、月平均150件に上ります。

 そして、病院を核に脳ドックセンター・倉敷生活習慣病センター・総合美容センターをはじめ「倉敷老健」や介護保険の在宅支援サービスを統合した「倉敷在宅総合ケアセンター(通所リハビリ・訪問看護・訪問介護・ショートステイ・ 鍼灸 ( しんきゅう ) 治療など)」、ケアハウスといった、一貫した継続医療が提供できるシステムを整備しています。

 「患者さまから学ぶ」ことが医療者には欠かせません。毎年秋には脳卒中患者や家族、地域の方々との交流会「のぞみの会」を開催しており、昨年は約1000人がご来院くださいました。今後とも、患者本位の医療を実践し、安心して年を重ねることのできる地域づくりに貢献していきます。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年06月08日 更新)

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