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診察待ちをカフェで 岡山大病院に開店

岡山大病院にオープンしたスターバックス

 岡山大病院(岡山市鹿田町)に二十日、セルフ式カフェ「スターバックス」がオープンした。国立大付属病院へのカフェ出店は全国的に珍しく、初日から多くの外来患者が、診察までの待ち時間などに利用した。

 スターバックスコーヒージャパン(東京)が運営。外来棟一階にある待合場所近くの廊下を改修し、カウンターと座席二十四席を設けた。店舗面積は約四十二平方メートル。

 子どもの受診で来ていた瀬戸内市邑久町山田庄、会社員佐々木圭子さん(34)は「待っている間にゆっくりできる場所ができてうれしい」と話していた。

 同病院は昨年の患者アンケートで、院内の喫茶コーナーは診察の呼び出しが気になって利用しにくいなどの意見が多かったため、カフェを設置。「待ち時間など病気以外のストレスを少しでも緩和し、快適に過ごせる環境を整えたい」としている。営業時間は午前七時から午後七時(土、日曜、祝日は午前十時から午後五時)。年内は三十一日まで営業する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2005年12月21日 更新)

タグ: 福祉岡山大学病院

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