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県警備前署員が新型コロナ感染 岡山県職員1人も陽性

岡山県警

 岡山県警は1日、備前市で新型コロナウイルスの感染が判明した20代男性について、備前署に勤務する警察官だと明らかにした。県警警察官の感染確認は初めて。県警は11月28日から接触のあった同署員ら21人を自宅待機にするとともに、県警本部から約10人を応援派遣して通常業務を行っている。

 県警警務課によると、男性警察官は同22日に頭痛、23日に悪寒の症状が出たが、症状がなくなった24日から27日まで勤務。28日に親族の感染が分かり、濃厚接触者として検査を受けた。現在は無症状という。

 男性警察官は窓口対応もしたが、マスク着用の上、ガラス越しだった。署内の執務室などを消毒。接触者の検査も行う。

 荻野英俊県警総務統括官は「感染防止策をさらに緊張感を持って実施したい」と話している。

 一方、岡山県は1日、児童自立支援施設「県立成徳学校」(岡山市)の20代男性職員の感染を公表。11月28日から倦怠(けんたい)感などがあり、同30日の検査で陽性となった。今後、施設職員34人と入所児童45人の全79人をPCR検査し、施設を消毒する予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年12月01日 更新)

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