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新型コロナ、岡山県で600人超 新たに10人感染

岡山県庁

 岡山県と岡山、倉敷市は1日、新たに計10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染確認は再陽性を除いて608人で、11月23日に500人に達してから8日間で600人を超えた。

 県内初の感染確認(3月22日)から8カ月余り。感染確認のペースは200人を超えた10月下旬から加速した。100人単位で見ると200人から300人までが9日間、400人まで14日間、500人まで6日間で到達。そのペースは落ちておらず、予断を許さない状況が続いている。

 500人超から600人に到達するまでの8日間で、岡山市内で確認された感染者は70人。11月27日に確認された接待を伴う飲食店2カ所のクラスター(感染者集団)が数字を押し上げ、感染経路が不明なケースが増えている。県は「強い危機感を持っている。いま一度、各人で感染予防策を見直してほしい」とする。

 岡山市が1日発表したのは20~90代の男女7人と年代性別非公表の1人の計8人。自営業と無職の70代男性は肺炎症状があり中等症。8人のうち2人は感染者の濃厚接触者で、6人の感染経路は分かっていない。

 倉敷市は1人で職業非公表の20代女性。軽症で感染経路は不明。県発表分は備前市の20代男性で、感染者の濃厚接触者。現在は無症状という。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年12月01日 更新)

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