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新型コロナ 岡山県2千人超す 新たに35人感染

岡山県庁

 岡山県内で15日、35人の新型コロナウイルス感染が判明した。県内での感染確認は2001人となり、昨年12月20日の千人到達から26日で2千人を超えた。感染拡大の収束が見通せない中、県は感染防止対策の徹底を強く呼び掛けている。

 35人の内訳は岡山市18人、倉敷市13人、赤磐、高梁、総社、美作市各1人。17人が感染経路不明という。

 県教委は同日、操山高の20代女性教職員、県立高の10代男子生徒、誕生寺支援学校の50代男性教職員の3人の感染を発表。生徒の所属する県立高と同支援学校は関係クラスを学級閉鎖した。再開時期は未定。

 倉敷市内の高齢者福祉施設のクラスター(感染者集団)に関しては、医療法人誠和会(同市)が同日までに、介護老人保健施設「福寿荘」(同市)の入所者と職員計10人の感染を公表した。既に対象エリアを消毒し、隣接する系列の倉敷紀念病院と介護事業所の運営は通常通り行っている。

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 山陽新聞印刷センター(岡山県早島町)は15日、倉敷工場勤務の30代男性社員が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。同日、同工場の消毒を実施した。

 男性社員は14日にPCR検査を受け、15日に陽性と判明した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年01月15日 更新)

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