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岡山中央病院 循環器センター開設 最新設備で検査体制拡充

最新鋭機器を導入した岡山中央病院循環器センター

 岡山中央病院(岡山市伊島北町)は十日、院内に「循環器センター」を開設した。高齢化の進行などで心臓病患者は年々増加しており、専門医が二十四時間待機して治療を行い、最新鋭設備を導入し検査体制の拡充を図った。

 三、四階の一部を改築し、心臓に血液を送る冠動脈の状態を放射線で調べるカテーテル室、専用の手術室や治療室(三床)、リハビリテーション室などを整備。検査機器は従来のCT(コンピューター断層撮影)に比べ、短時間でより詳細な画像を撮影できる機種を導入したほか、心エコーなどを備えた。

 医師が個々の患者を診察する従来の単独型医療から、医師団が患者全体を診るチーム型医療を行うのが特徴で、地域医療支援病院として、地域の病院と連携した在宅・リハビリプログラムも策定する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年01月11日 更新)

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