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岡山市内勤務なら接種可能に ワクチン、市が県内市町村と協議

岡山市役所

 岡山市の大森雅夫市長は25日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種で、市内で働いている人は住まいが市外にあっても、岡山市で接種が受けられるよう、岡山県内市町村と協議を進めていることを明らかにした。

 2月定例市議会の代表質問に答えた。大森市長は「県内市町村で、それぞれの住民が相互に接種できるよう、県を含めて協議している」と述べた。

 市境を越えて通勤・通学する人が職場や学校近くの医療機関などを利用したり、近隣市町村の在住者が岡山市内の「かかりつけ医」で接種したりするケースを想定。利便性を向上させ、接種率引き上げを図る。

 岡山市保健管理課によると、県と全市町村が参加するワクチン接種に関する協議会で、住民がどこの市町村でも接種できる体制の構築を話し合っている。

 同課は「できる限り接種しやすい環境が整うよう工夫していきたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年02月25日 更新)

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