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115日ぶり感染発表なし 岡山県 新型コロナ、病床使用率も改善

岡山県庁

 岡山県内で25日、新型コロナウイルスの新たな感染確認の発表はなかった。新規の感染確認がゼロとなったのは昨年11月2日以来115日ぶり。

 県内の1日当たりの感染者数は11月中旬以降、ほぼ連日2桁となり、12月20日には過去最多の111人に上った。年明け後も高止まりしていたが、首都圏や関西に緊急事態宣言が発令される中、1月中旬以降は徐々に減少していた。

 一時は50%近くに達した病床使用率も改善し、直近1週間(今月11~17日)は15・7%に低下。県は同12日、医療の危機的状況は脱したとして、12月21日に独自に発令していた「医療非常事態宣言」を解除した。

 ただ、県内では今月18日に英国由来の変異株の感染者2人が確認されており、感染ルートは分かっていない。県保健福祉部の則安俊昭参与は「感染者数は減少傾向にあるが、感染経路が不明の患者もいる。引き続き感染防止対策の徹底をお願いしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年02月25日 更新)

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