骨髄移植ドナーがエピソード披露 岡山で患者会講座
骨髄、臍帯血(さいたいけつ)移植などを受けた患者らでつくる岡山造血細胞移植患者会「きぼう」(山邊裕子代表)の総会と市民公開講座が16日、岡山市北区奉還町の岡山国際交流センターで開かれ、骨髄移植ドナー(提供者)の講演などがあった。
患者会メンバーや医療関係者ら約50人が出席。山邊代表が県内病院のイベントに参加して白血病などの病気に苦しむ患者を励ますほか、骨髄バンクの啓発活動に参加するといった今後の事業計画を報告した。
公開講座では2007年に骨髄提供した岡山大医学部5年、木本豪さん(33)が講演。弟が白血病で亡くなったことや、社会人から転身し受験した医学部の入試時期と手術の検査が重なったエピソードを紹介。「葛藤(かっとう)もあったが、患者さんから感謝の手紙をいただき、提供して良かったと感じた。将来は血液内科か小児科に進み、造血細胞移植にかかわりたい」と話した。
きぼうは、岡山大病院医師らの後押しで昨年発足。病気と闘いながら、同じ境遇の患者を支える活動を展開している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
患者会メンバーや医療関係者ら約50人が出席。山邊代表が県内病院のイベントに参加して白血病などの病気に苦しむ患者を励ますほか、骨髄バンクの啓発活動に参加するといった今後の事業計画を報告した。
公開講座では2007年に骨髄提供した岡山大医学部5年、木本豪さん(33)が講演。弟が白血病で亡くなったことや、社会人から転身し受験した医学部の入試時期と手術の検査が重なったエピソードを紹介。「葛藤(かっとう)もあったが、患者さんから感謝の手紙をいただき、提供して良かったと感じた。将来は血液内科か小児科に進み、造血細胞移植にかかわりたい」と話した。
きぼうは、岡山大病院医師らの後押しで昨年発足。病気と闘いながら、同じ境遇の患者を支える活動を展開している。
(2010年10月17日 更新)
タグ:
血液・造血・免疫