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施設入所者の接種は4月中旬から 真庭市、コールセンターも開設

 真庭市の新型コロナウイルスワクチン接種対策推進本部の第2回会合が25日、市役所であった。高齢者への接種について、施設入所者は4月中旬以降、入所者以外は5月17日から始める日程を確認。問い合わせや予約に応じるコールセンターを開設したことも報告した。

 市内の施設入所者は約千人で、4月上旬に接種券を施設に発送する。施設を運営する病院の医師らが出向いて希望者に接種する。自宅などで暮らす約1万6千人には同下旬から5月8日までに発送し、28医療機関(6病院、22診療所)のいずれかを選び、予約した上で受けてもらう。

 予約は5月10日からコールセンター(0570―00―0690)で平日の午前9時~午後5時に受け付ける。一部の医療機関は直接予約が必要。

 会合では、接種しても大丈夫か事前にかかりつけ医に相談する▽病院に行く前に予診票を書いておく▽詐欺の電話にだまされない―といった高齢者に呼び掛ける注意点も確認した。西田典数・真庭保健所長は「他のワクチンより頭痛など副反応が出やすいとされるが、(重いアレルギー反応の)アナフィラキシー症状も含め一般的な治療で治せる」と積極的な接種を求めた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年03月26日 更新)

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