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ワクチン、高齢者施設用が到着 岡山、倉敷に各1箱 12日から接種

倉敷市保健所に届いた新型コロナウイルスワクチン入りの容器

 高齢者施設の入所者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの先行接種が12日から岡山県内で始まるのを前に、倉敷市保健所(同市笹沖)に8日、ワクチン1箱(487人分)が届いた。

 宅配業者が専用の保冷容器に入った米ファイザー製ワクチンを台車に載せ、保管室まで運び込んだ。市職員らが容器を開け、ワクチンの温度が規定のマイナス75度に保たれていることを確認し、超低温冷凍庫に移し替えた。

 同市ではまず、倉敷老健(同市老松町)、玉島病院介護医療院(同市玉島乙島)、みどり荘(同市神田)、王慈園(同市児島下の町)の4施設で接種を開始。市保健課ワクチン接種対策班の真鍋裕行主幹は「混乱のないように準備を進めたい」と話した。4月末までに計6箱(約2900人分)のワクチンが供給される予定。

 岡山市でも岡山済生会外来センター病院(同市北区伊福町)に8日、1箱(487人分)届いた。12日から関連の高齢者施設入所者への接種を開始する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年04月08日 更新)

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