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玉野にコロナワクチン到着 市民病院 21日から職員らへ接種

市民病院に到着した保冷容器から新型コロナウイルスワクチンの箱を取り出す職員

 新型コロナウイルスワクチンの玉野市内第1弾が15日、市民病院に到着した。医療従事者向けの1箱(1170回分)で、市民病院は21日から職員らの接種を始める予定。

 この日朝、宅配業者が専用の保冷容器に入った米ファイザー社製のワクチンを搬入。職員が輸送中に規定の温度が保たれていたことを温度モニターで確認してから、超低温冷凍庫に移し替えた。

 医療従事者向け接種は市内7病院で実施する。対象は約1800人。必要なワクチン計4箱は5月までに順次届く見通しで、他の6病院には市民病院から必要数を配送する。

 感染症対策担当の三宅俊嗣副院長は「ワクチンが市内にやっと届いた。最初に受け入れる拠点施設として、接種が滞りなく進むよう頑張りたい」と話した。

 施設入所者以外の高齢者への接種は5月17日、県内一斉にスタートする。市は、集団接種会場を設けず、かかりつけ医などで個別接種とする方針。接種は2回必要で無料。予約方法など詳細は広報たまの5月号や、4月下旬に発送する接種券とともに知らせる。問い合わせは市新型コロナワクチンコールセンター(0863ー33ー1820)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年04月16日 更新)

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