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玉野市民病院でワクチン接種開始 市内初、医療従事者ら対象

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける山原院長(左)

 玉野市の医療従事者らを対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が19日、玉野市民病院で始まった。同病院は5月11日までに約500人に1回目の接種を行う予定。

 1階外来を巡る形で接種会場を開設。市内で初めての接種とあって、予診票の確認や検温、医師による問診、看護師による腕への注射など、動線や手順を一つ一つ確認しながら6人に接種した。その後、副反応がないか15~30分間、経過観察した。

 最初に接種を受けた山原茂裕院長は「思ったより痛くなかった。なるべくスムーズに多くの方の接種のお手伝いができれば」と話した。

 市民病院には15日に米ファイザー社製のワクチン1箱(1170回分)が到着し、院内の超低温冷凍庫で保管していた。21日から市内7病院で接種が本格化し、他の6病院には市民病院から必要数を配送する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年04月20日 更新)

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