新見でハンディスキー親善大会 「満足の滑りできた」 視覚障害者ら生き生き 全国から出場 ボランティア支える
全国の身体障害者約50人が新見市に集った第29回ハンディスキー親善大会(21日・いぶきの里スキー場)。ボランティアの介助を得た選手が生き生きとゲレンデを滑り、競技を楽しむ姿が見られた。
「真っすぐ、真っすぐ」「ターンして」。視覚障害者の滑降では、先導するボランティアが後ろをたびたび振り返り声を掛けた。合わせてストックも打ち鳴らしコースを知らせる。
指示の声が早すぎると、選手がコースを外れて方向転換を始めてしまうため、「声を出すタイミングがとても難しい」と、米子市から訪れたボランティアの大学教授河合康明さん(52)。パートナーを組んで6年目となる目の不自由な村田静也さん(48)=同市=と出場した。
大会終了後、「満足の滑りができた」とにこやかに話す村田さん。「長い付き合いの河合さんとは、あうんの呼吸で滑ることができる。良いパートナーに恵まれ、幸せと感謝の気持ちでいっぱい」。河合さんは「後ろに村田さんがいないと、スキーをした気がしない。これからも二人で滑っていきたい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
「真っすぐ、真っすぐ」「ターンして」。視覚障害者の滑降では、先導するボランティアが後ろをたびたび振り返り声を掛けた。合わせてストックも打ち鳴らしコースを知らせる。
指示の声が早すぎると、選手がコースを外れて方向転換を始めてしまうため、「声を出すタイミングがとても難しい」と、米子市から訪れたボランティアの大学教授河合康明さん(52)。パートナーを組んで6年目となる目の不自由な村田静也さん(48)=同市=と出場した。
大会終了後、「満足の滑りができた」とにこやかに話す村田さん。「長い付き合いの河合さんとは、あうんの呼吸で滑ることができる。良いパートナーに恵まれ、幸せと感謝の気持ちでいっぱい」。河合さんは「後ろに村田さんがいないと、スキーをした気がしない。これからも二人で滑っていきたい」と話していた。
(2006年01月24日 更新)
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福祉