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県独自集団接種 14、17日から 2会場で 医療従事者ら対象

岡山県庁

 岡山県は4日、新型コロナウイルスワクチン接種の加速化に向け、川崎医科大総合医療センター(岡山市北区中山下)と県南部健康づくりセンター(同平田)に独自に設ける集団接種会場での接種について、それぞれ14日と17日から始めると発表した。

 ワクチンは米モデルナ製で、対象は1回も接種していない医療従事者と高齢者施設などの職員。医療センターは1日当たり300~600人、健康づくりセンターは450~900人の接種を見込む。打ち手は医療センターと岡山大病院(同鹿田町)から医師や看護師らの派遣を受ける。

 県内の市町村で高齢者への接種が本格化する中、万全な感染対策が求められる医療従事者への接種を早め、打ち手不足に悩む市町村の支援につなげる狙い。今後の市町村の接種状況を踏まえ、両会場で接種する対象者の拡大も検討していく。

 県ワクチン対策室は「県民のワクチン接種を一層加速させ、発症や重症化の予防につなげたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年06月04日 更新)

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