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マッサージ通じ親子愛深める 「ベビービクス」盛況 2ヵ月の予約待ち 国際貢献大学校クリニック

国際貢献大学校メディカルクリニックで行われている「ベビービクス」

 赤ちゃんとお母さんがマッサージを通じスキンシップを図る「ベビービクス」が毎月一回、国際貢献大学校メディカルクリニック(新見市哲多町本郷)で行われている。看護師と栄養士による育児への助言もあり、予約は二カ月前からいっぱい。キャンセル待ちになるほどの盛況ぶりだ。

 「ベビービクス」は、親子のきずなを強め、愛情や信頼関係をはぐくむとともに、親同士悩みを語り、育児不安を解消するのが狙い。二〇〇四年四月から予約制で実施。

 毎月、三カ月~一歳までの赤ちゃんと保護者約十組が参加。看護師が赤ちゃんの胸や肩、太ももの筋肉のほぐし方、ほおなどのマッサージを丁寧に指導。マッサージの後は、保護者が「夜泣き」「食物アレルギー」などの悩みを互いに語り、栄養士が対処法を助言。毎回全員で記念撮影し、わが子の成長も確認する。保護者の参加は多くが母親だが、父親が参加することもある。

 同クリニックは新見市で唯一の産婦人科を備え、毎月十人程度の新生児が誕生する。「ベビービクス」は同クリニックで出産していない親子も参加できるため、予約は二カ月前に埋まるほどの人気。キャンセル待ちでの申し込みも多く、同クリニックは開催日の増加も検討している。

 小川美穂看護師(30)は「お母さんに育児が楽しいと思ってもらうことが大切。家にこもらず、一人でも多くの人に体験してもらいたい」。十一カ月の礼果ちゃんといつも参加する中嶋知美さん(37)は「いろんな人の話が聞けて本当に参考になる。子育てのストレス発散にもなります」と笑顔を見せていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年01月27日 更新)

タグ: 健康子供

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