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岡山大 ワクチン接種スタート 会場運営の学生ら100人先行

ワクチンの接種を受ける岡山大の学生

 岡山大は5日、学生や教職員らへの新型コロナウイルスワクチン接種をスタートさせた。8月下旬までに近隣大学の学生らを含む計1万2千人に予定しており、この日は接種会場の運営スタッフを務める約100人に先行して打った。

 津島キャンパス(岡山市北区津島中)の大学会館を会場として使用。9日以降、同大所属の医療従事者に交じって受け付けや案内といったスタッフを務めることになっている各学部の学生や教職員が、7ブースに分かれて看護師や歯科医師から米モデルナ製ワクチンを受けた。

 接種後は経過観察のため15~30分間待機。重篤な副反応や大きなトラブルは確認されなかった。

 文学部4年の男子学生(21)は「副反応が不安だったが、ほとんど痛みはなく、体調も問題ない」。那須保友理事は「地域の大学として地域への貢献はミッション。多くの人が普通の生活に戻れるよう尽くしたい」と話した。

 スタッフとして自身が手掛ける役割や手順なども確認した。

 接種は近くの岡山商科大の学生や教職員らも加え、8月27日までに全員に2回目を終えるとしている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年07月06日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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