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50代男性への脳死肝移植終了 岡山大病院

 岡山大病院(岡山市北区)で15日、非代償性肝硬変の50代男性=広島県在住=への脳死肝移植が行われ、無事に終了した。容体は安定しているが、腎障害による人工透析が必要なため、退院まで2カ月以上かかるという。

 肝胆膵(かんたんすい)外科長の八木孝仁教授が執刀。同日午前8時13分に始まり、午後7時28分に終わった。患者は多くの肝細胞が機能しなくなる重い肝硬変。10月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 臓器提供者は頭部外傷により、横浜市立大付属市民総合医療センターで脳死と判定された30代男性。

 岡山大病院での脳死肝移植は8例目で、生体と合わせて276例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年11月16日 更新)

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