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津田病院を来春廃止 香川県が方針 無床診療所に移行

 白鳥(東かがわ市)、津田(さぬき市)の香川県立二病院統廃合計画で、県は二十三日、津田病院を二〇〇七年三月で廃止する方針を明らかにした。

 計画では、津田病院は今年四月から現在の二病棟八十床から一病棟六十床に規模を縮小。来年三月三十一日で廃止する。廃止後の津田病院施設を利用し、内科、整形外科、リハビリテーション科の三科の無床診療所を設置。〇七、〇八年度は県が運営し、〇九年度以降、さぬき市に引き継ぐ。

 津田病院との統廃合による新白鳥病院は、現在の白鳥病院敷地に新築。〇八―〇九年度で整備し、内科や小児科、整形外科、脳神経外科など十五科を設ける方針。

 来年度での津田病院廃止について、二月定例県議会の代表質問で答弁に立った真鍋知事は「新白鳥病院整備までは存続させたいと考えていたが、医師の確保など必要な体制を維持することは難しいと判断した」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年02月27日 更新)

タグ: 医療・話題

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