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心臓病再発防ぐリハビリ学ぶ 岡山でフォーラム 専門医ら講演

心臓リハビリテーションについて学んだフォーラム

 「心筋梗塞の予防・治療・運動療法~元気よく生きるコツ」と題したフォーラムが14日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールであり、市民ら約450人が、適度な運動や食事療法で心臓病の再発を防ぐ心臓リハビリテーションを学んだ。

 県内8病院の専門医らでつくる岡山心臓リハビリ研究会と県が初開催。医師や看護師ら4人が講演した。

 心臓病センター榊原病院の理学療法士・湯口聡氏は「適度の運動には、不整脈を出にくくしたり動脈硬化改善の効果がある」と指摘。「十分な準備体操をした上で、息切れしない程度のウオーキングや体操を1日1時間、週3回続けることで再発を抑えられる」とした。ただ、「少し動いても息切れやめまいがある場合は逆効果」と注意を促した。

 緊急治療をした専門病院と、かかりつけ医との間で服薬などの指示に違いが出ないように同研究会が作製した、患者情報をやりとりできる冊子も紹介された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年01月15日 更新)

タグ: 健康急性心筋梗塞

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