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増える心臓病死亡 早期発見・治療を 国、岡山県の施策 数値目標定め健康づくり

 国は、がんや心臓病、脳卒中など国民の死因の約六割を占める生活習慣病を予防し、「すべての国民が健康で明るく元気に生活できる社会」の実現を目指すため、二〇一〇年を目標に定めた国民健康づくり運動「健康日本21」を展開している。

 同運動は、「成人の一日の歩数を千歩増やす」「胃がん検診の受診者を七百万人増やす」「塩分は一日十グラム以下」「野菜は一日三百五十グラム以上」といった具体的な数値目標を九分野七十項目にわたって設定し、成果を検証できるようにしたのが特徴となっている。

 岡山県も〇一年から一〇年まで「健康おかやま21」を実施中。生活習慣病に関係の深い「栄養・食生活」「たばこ」など九分野百項目で、改善に向けた具体的な数値目標を設定。行政、住民などが連携して健康づくりを進めるため、自治体、職場、家庭などが果たす役割を明記している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月05日 更新)

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