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増える心臓病死亡 早期発見・治療を 検査の流れ

CT検査

画像診断

カテーテル治療

 心臓病は早期発見・治療が大きなポイントとなる。私たちが受ける一般的な検査の流れについて、岡山中央病院での例を基に紹介する。

CT検査
 外来で受付を済ませた後、まず行うのがCT(コンピューター断層撮影)検査。64列CTといわれる最新機種で、血管が詰まったり狭くなっている部分を確認する。



画像診断
心臓が立体的に表示された画像を基に診断を開始。2枚のうち、上は正常な心臓だが、下は矢印部分の血管が狭くなっている。異常個所がすぐ分かるのが特徴だ。



冠動脈造影検査
 異常が見つかればカテーテルによる冠動脈造影検査へ。CT画像で異常があればほぼ9割の確率で見つかる。逆に冠動脈造影単独だと、発見率は4割程度に低下する。



カテーテル治療
 心臓カテーテル室で、専門医が風船などを使って血管を広げる。手術は約1時間。入院も2泊3日程度ですむ。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月05日 更新)

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