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玉野福祉フォーラム 障害者支援探る

障害者福祉について話し合ったパネルディスカッション

 障害者が住みやすいまちづくりや支援を考える「玉野福祉フォーラム」が二十五日、西北地域市民センターで初めて開かれた。参加者たちは講演とパネルディスカッションを通し、今後の障害者福祉のあり方を探った。

 障害者自立支援法が四月から施行されるのを前に、障害者本人や保護者、障害者授産施設、市などで実行委を組織。フォーラムには市内の身体、知的、精神障害者や施設関係者、養護教諭ら約九十人が出席した。

 まず、備中県民局の菅野浩司副参事が「地域支援ネットワークづくり」と題し講演。障害者をサポートする地域支援体制づくりの大切さや、他県の取り組みを紹介した。

 続いて実行委メンバーの七人が、ステージでパネルディスカッション。障害者は「支援法で、どう生活が変わるのか不安。気軽に相談に応じてくれる場所が近所にあれば助かる」「地域の人に、障害者について少しでも理解し、相談に乗ってほしい」と発言。今後も、細やかなサービス体制づくりに努め、福祉について考えていくことを確認した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月28日 更新)

タグ: 福祉

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