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福山市の病児保育 いぶき小児科でも開始 市内3カ所目

 福山市は四月一日から、病気や回復期のため保育所などに通えない園児らを一時的に預かる病児保育を、いぶき小児科(同市城見町)でも始める。市内三カ所目。仕事などを休めない保護者の代わりに預かる。

 いぶき小児科は、生後三カ月から小学三年生までが対象。利用時間は月~水曜日と金、土曜日の午前八時半から午後六時まで。定員四人。利用料は一日二千円で、直接施設に申し込む。

 福山市の病児保育は子育て支援策の一環として、二〇〇四年十月から橘高クリニック(同市宮前町)と小池やすはら小児クリニック(同市光南町)で開始。今年二月までに延べ八百七人が利用した。昨年十二月の六十四人をはじめ、インフルエンザなどが流行する冬場の利用が多いという。

 市児童部庶務課は「仕事などを抱え、なかなか休めない保護者も多い。病児保育施設の増加も検討していきたい」としている。問い合わせは同課(084―928―1047)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月31日 更新)

タグ: 健康福祉子供

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