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新吉永病院が完成 備前市 総合保健施設を併設

 老朽化に伴い備前市が移転を進めていた市立吉永病院(同市吉永町吉永中)の新病院が完成し=写真、十二日、現地で落成式が開かれた。市総合保健施設を併設し、地域の医療・保健・介護の拠点として二十四日に開業する。

 落成式には西岡憲康市長ら関係者約百二十人が出席した。

 新病院は現在地の南西約五百メートルにあり、鉄筋コンクリート三階一部四階延べ五千五百五十平方メートルで、現病院の二倍以上の広さ。心臓血管外科、リハビリテーション科など十七診療科を備え、ベッド数は現在と同じ五十床。「多床式個室」を特徴とし、四人部屋でもどのベッドサイドにも窓があり、それぞれ外の景色を楽しめる。

 市総合保健施設は、二階建て延べ千二百平方メートル。地域包括支援センターや訪問看護ステーションを整備した。新病院の事業費は十八億四千五百万円。総合保健施設は三億千六百万円。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年04月13日 更新)

タグ: 福祉医療・話題

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