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「独居高齢者は熱中症注意を」  ろうさい病院長が講演

清水院長(左)らを招いた講演会

 岡山市の南区老人クラブ連合会は18日、岡山ろうさい病院(南区築港緑町)の清水信義院長らを招いた講演会を七区小学校(同北七区)で開き、会員ら約240人が健康づくりについて学んだ。

 清水院長は「高齢者のなりやすい病気」と題して講演。高齢者は体内の水分が少なく、体温調節機能が衰えていることから「熱中症が重症化するケースが目立つ。自宅で発症することも多く、特に独居の方は注意してほしい」と呼び掛けた。

 高齢者は病気の重さの割に自覚症状が現れにくいことにも触れ、「胸の痛みなら狭心症、便秘なら大腸がんが原因の場合もある。どんな病気も早期発見が重要。軽く考えず、がん検診などを受診してほしい」と強調した。

 原田良昭副院長は腰痛などをテーマに講演し、武田正則・中央リハビリテーション部長は健康体操を指導した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年08月21日 更新)

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