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香川県立中央病院 セカンドオピニオン外来開設 県内初 がん患者・家族対象 予約制で毎日実施

 香川県立中央病院(高松市番町)は今月から、がん患者らが、主治医以外の医師に治療方法などを相談できる「セカンドオピニオン外来」を開設した。予約制で毎日実施するのは県内の医療機関では初の試み。

 セカンドオピニオンは、主治医とは別の医師の意見を聞き、患者本人が自分に適した治療方法を決めることに役立てる制度。四月から医療機関が他の医療機関に診療情報を提供する場合、診療報酬の対象となるなど、国も普及を進めている。

 開設した専門外来は、他の医療機関でがん、またはその疑いがあると診断された患者・家族が対象。中央病院では新たな治療・検査は行わず、主治医から出された診療情報提供書、エックス線フィルムなどの検査結果をもとに、専門医が現在の診断内容や今後の治療方針についての意見を伝える。

 保険の適用はなく費用は一回一万円。相談は報告書作成も含め、原則一回一時間以内。家族だけの場合、患者の同意書が必要。受け付けは月―金曜の午前八時半から午後五時まで。問い合わせ、申し込みは医事課外来(087―835―2222、内線335か336)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年05月10日 更新)

タグ: がん健康医療・話題

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