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がん化学療法いつでも相談して 松田病院 がん化学療法看護認定看護師 門倉康恵

 がんの治療はこの20年~30年の間に大きく飛躍しました。しかしながら、日本において死因の第1位はがんであり、3人に1人はがんで亡くなります。がん治療は日進月歩しており、新しい抗がん剤や副作用を予防する薬などが開発され、外来でも治療が受けられるようになっています。松田病院では平成17年に外来化学療法室を開設し、多くの患者さんが利用しています。

 がんと診断された患者さんは、がんと向き合いながら治療を継続し、仕事や生活との折り合いをつけていかなくてはなりません。治療に伴う副作用や先の見えない不安を抱えながらの治療は辛いと感じることがあるかもしれません。実際にそのように感じている患者さんは多くいらっしゃいます。

 がん化学療法看護専門外来では、いろいろな悩みや不安を持った患者さんの話を聞いて、主治医の先生に相談しながら、患者さんが納得できる治療を提供したいと考えています。がんと戦いながら、自分らしく生きて行くことは不可能なことではありません。がん治療について、何か不安なことや困ったことがあれば、いつでも相談してください。
 (がん化学療法看護認定看護師・門倉康恵)

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 松田病院(倉敷市鶴形)の看護専門外来は、毎週水曜日に実施。同病院の認定看護師が、患者や家族の不安や悩みの相談に応じる。

 第1水曜ががん性疼痛外来、第2水曜が緩和ケア外来、第3水曜ががん化学療法外来、第4水曜が皮膚・排泄ケア外来。専門の認定看護師が対応する。

 午前9時~午後0時半で、予約が必要。希望者は、医師や看護師、受付で申し込む。問い合わせは、同病院(086-422-3550)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年09月13日 更新)

タグ: がん松田病院

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