文字 

AED使用法 患者らが学ぶ 病院・看護の日で榊原病院

「病院の日・看護の日」に合わせて開かれたAED講習会

 ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された「病院の日・看護の日」の十二日、心臓病センター榊原病院(岡山市丸の内)で外来患者らを対象にしたAED(自動体外式除細動器)の講習会が開かれた。

 看護師から心肺蘇生(そせい)法などを学んだ患者らは、一階のホールで訓練用マネキンを使って気道確保や心臓マッサージに挑戦。AEDにも触れ、音声指示に従いながら手順や電極パッドを張る位置などを確認した。

 全国的にAEDの設置個所は増えているが、指導を担当した橋本由美看護副主任(33)は「いざというときに使えることが大切」と強調。今回初めて使ったという浜の主婦近江洋子さん(66)は「アナウンスに従って簡単に操作できることを友達にも教えてあげたい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年05月13日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ